顎関節症の診査、診断

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顎関節症の診査・診断

顎関節症の診査、診断

顎関節症の診査、診断

顎関節症の診査は、顎関節部以外の部位にも疾患や症状があらわれる場合が多いです。

例えば、首、肩、腰、目、耳鼻、顔の筋肉、神経等の有無も影響してきます。
顎関節部では関節音(カクカク音がするなど)、開口幅(何cm口があけられるか)、痛みの部位(顎を動かす筋肉および頭部、顔面部、頚部、肩)異常を検査します。

かみ合わせも重要な診査の一つで、石こうで模型を作り、異常の有無を調べます(正中のずれ、高さ、強く当たっている部分、歯の歯列、口の開閉運動時における切歯の運動軌跡、不適合な義歯の状態等)。

レントゲンは目に見えない関節内部を診査するためには必要で、顎関節部の位置関係、骨の退化及び変位等を調べます。

この様な診査、診断をした上で、顎関節症の治療法を個別的に進めていきます。

レントゲン写真 レントゲン写真

関節円板がずれている

関節円板がずれている

関節円板に穴があいている

関節円板に穴があいている

下顎頭が変形している

下顎頭が変形している

顎関節周辺には神経、血管があります。

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顎関節周辺の神経

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体幹上半の動脈

(Rauber-Kopsch解剖学より)