形状記憶バイトプレートの治療及び顎関節の矯正

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形状記憶バイトプレートの治療及び顎関節の矯正

形状記憶バイトプレートの治療及び顎関節の矯正

歯ぎしりおよび食いしばりは、無意識に歯と歯同士をこすりあわせたり、歯を強く咬み合わせることによって色々な症状が起こり、特に強い側方圧が加わることにより歯周組織が破壊され、顎骨の大きさが左右異なるぐらい肥大したり、長さが短くなることもあります。
また歯の表面がすり減って摩耗し、歯の鋭角な部分が削られ、特に力が加わっている歯は動揺が見られます。 その場合歯周組織が破壊され、虫歯でもないのに抜かなければならないこともあります。
顎を動かす筋肉は寝ているときでも働いているため、マラソンで言いかえれば、ずっと走り続けているのと同じで、朝起きたとき疲労感があり、痛みも伴い、頭痛、耳の周辺の筋肉痛や首・肩がこるといった症状が出る場合もあります。
睡眠時、上向き・横向き・枕の高さによる頸椎の位置・布団の堅さ・ベッドのスプリングの状態により、咬み合わせは左右され、正確に判断できないので、形状記憶バイトプレートによる診査、及び治療が重要になります。
ストレスによる筋肉の緊張によって起こる歯ぎしりは、原因を解決あるいは軽減する必要があります。
歯ぎしりは音がするものだと思っている方も多いのですが、音がしない歯ぎしりをしている可能性はかなり高く、わずかな側方圧力でも、形状記憶バイトプレートによる印記、診査は重要な判断となります。

形状記憶バイトプレート

歯ぎしり、くいしばりが寝ている時でも記録されます。
その後、調整します。

関節円板:コラーゲンと呼ばれる線維のかたまりで、血管や神経がありません。開口時には下顎頭が下顎窩からさらに前に出るように動きます。上下の骨の間にはさまることで圧力分散のためのクッションとなっているのです。薄くなると、口が開けにくくなります。

透明なバイトプレート

通常、歯科医院で上向きで調整しているため、横向きや寝返りをしていると、通常のマウスピースより予測でき、歯ぎしり・くいしばりが記録できます。

その他の治療法

  • 消炎鎮痛剤、ビタミンの投与
  • 理学療法、ハリによる治療
  • 顎関節内に抗炎症剤を注入(効果大)
  • 手術など

治療経過

1.唇が歪んでいます。

治療経過1

 

2.バイトプレ-トを入れた状態です。

治療経過2

 

3.唇がまっすぐになる

治療経過3