症例と患者さんの声
症例と患者さんの声
CASE1. 60代男性
症状
上の前歯がぐらぐら。上顎骨髄炎、重度の歯周膿瘍、嚢胞、骨が鼻の方まで溶けている。インプラントができないと言われ、あきらめていた。そのまま抜歯し、膿瘍、嚢胞をソウハし摘出すると、鼻および唇がえぐれ、陥没する。
治療内容
そこで、嚢胞をソウハ、摘出し、抗菌性骨誘導体+骨移植し、骨を再生する。骨が造成し、インプラントを埋入。インプラントが固定し、セラミックを被せる。かなり、難しい手術でした。
患者さんの声
インプラントができないと思っていましたが、何でも噛めるようになりました。
月に1回、クリーニングしています。
現在、1.5年以上経っていますが、違和感もなく、良好です。
CASE2. 40代女性
症状
歯周炎、虫歯のため、欠損。インプラント希望。
治療内容
骨がしっかりしていたので、インプラント埋入3か月後、セラミックを被せる。一般的な治療です。
患者さんの声
インプラントにするか、ブリッジするか迷いましたが、ブリッジは両隣を削るため、インプラントにしました。普段通り噛めるようになりました。
CASE3. 90代男性
症状
総入れ歯のため、痛くて噛めない。
治療内容
インプラント+総義歯で治療。特に下の総入れ歯は厳しいです。噛めない入れ歯で我慢していても、食生活が楽しくありません。
患者さんの声
入れ歯であっちこっち当たってたのがうそのようです。何でも噛めるようになりました。
CASE4. 60代女性
症状
18年前、当院でインプラント治療したところがぐらぐら。
治療内容
セメントが溶けて取れただけだったので、セメントをつける。早期に来院されたので、簡単に付けただけです。
患者さんの声
やり直しにならなくてよかったです。チェックの必要性を感じました。
CASE5. 60代男性
症状
1年半ぶり、インプラントの検診。痛みなし。歯肉をおすと、膿が出る。自覚症状なし。歯ブラシが歯周ポケットに当たっていない。
治療内容
初期だったので、膿を出し抗生剤を処方。1週間後、歯茎は引き締まり、治癒。
患者さんの声
磨いているつもりでしたが、歯ブラシがあたっていませんでした。痛くなかったので、自己流になっていました。
CASE6. 50代男性
症状
3年ぶり、インプラントの検診。歯肉をおすと、膿が出る。歯肉が腫れている。歯はぐらぐら。骨が3/5吸収している。歯ブラシが歯周ポケットに当たっていない。手遅れに近い。
治療内容
膿を出し、人工骨+抗菌性誘導体を移植。30%骨が回復し、ぐらぐらはなくなる。腫れもなくなる。ただ、ブラッシングがうまくいかない。ある程度、ブラッシング改善。
患者さんの声
ひどくなってから行くのではなく、初期のうち行けばよかった。定期健診も大事。
CASE7. 60代女性
症状
特になし。
治療内容
月に1回クリ-ニング。毎回染色液でチェック。清掃度、歯周ポケット良好。次亜塩素酸カルシウムイオンで、1日3回うがいしている。10年以上たっていますが、治療後歯を一本も抜いていません。
患者さんの声
自分で磨けていないところをクリ-ニングしてもらっています。ソニケア+極細歯ブラシで磨いた後、次亜塩素酸カルシウムイオンで、1日3回うがいをしています。調子いいです。
CASE8. 60代男性
症状
特になし。
治療内容
月に1回クリ-ニング。清掃度、歯周ポケット良好とはいえない。インプラントは14年以上たっていますが、インプラントは異常なし。
患者さんの声
調子いいです。ブラッシングはなかなかうまくいきません。
CASE9. 80代女性
症状
特になし。
治療内容
右上欠損部。義歯が入っていたため、噛みにくい。骨が薄いので、抗菌性骨誘導体による骨再生医療し、骨が固まった後、インプラントを2本入れる。
患者さんの声
左側で噛んでいたので、顎がずれてきました。インプラントを入れて、両方で噛めるようになりました。
院長の声
片方でばかり噛んでいると、顎がずれ、顎関節症になるおそれがあります。
院長の声
インプラントは万能ではありません。治療後、定期健診、予防が重要です。
CASE10. 80代女性
症状
特になし。
治療内容
レントゲン、染色液でチェック。清掃度、歯周ポケット良好。21年以上たっていますが、治療後歯を一本も抜いていません。
患者さんの声
何でも噛めます。調子いいです。
私自身の予防法
ソニケアで6分。さらにOral-B極細歯ブラシ(月4~5本取り換える:劣化歯ブラシでは清掃効果ダウン)で3~6分。(物理的清掃)
NX(次亜塩素酸カルシウムイオン)で1日5回うがい。口の中で、殺菌。(化学的清掃)
バイトプレートを睡眠時、装着。歯ぎしり、食いしばりによる歯、顎関節症を予防。